アップル対マイクロソフト
アップル、マック、iphone、ipad等について書いています。
アップルとマイクロソフトは共に世界最大級のIT企業として君臨していて、ライバル同士として発展してきたことが知られています。
コンピューターを作ったのはアップルの方が先で、当時はビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの関係は圧倒的にジョブズが上の立場でした。
そのビル・ゲイツがアップルのコンピューターを真似てマイクロソフトのWindowsをつくって発売したということで、スティーブ・ジョブズの怒りを買ったとのことですが、スティーブ・ジョブズもゼロックス社の技術を模倣していたことから、マイクロソフトが「模倣」したとしてもあまり責められなかったのかもしれませんが、ともかくその後Windowsは95の発売以降どんどんシェアを拡大し、アップルは厳しい状況に追い込まれ、スティーブ・ジョブズは追放されました。
マイクロソフトはソフトウェアのプリインストールで利益を上げ、独占禁止法で訴訟が起きるほど隆盛を極めましたが、破綻寸前ともいえる状況のアップルにジョブズが復帰した際に支援したのはビル・ゲイツでした。
その支援は、会社再建になくてはならないものだったといわれます。
その後はWindows用のiTunesが作られたり、MacでもマイクロソフトのOfficeが使用できるなど、アップルがiPod、iPhone、iPadなど革新的な商品を次々と発売し勢いを増していく中でも、両者の協力は続けられました。
スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの親交は、ジョブズが亡くなる直前まで続いていました。
最近のアップルは期待される新製品の発表が少なく、以前より革新的でなくなったなどと言われたりもしますが、それでもテレビ、スマートウォッチ、更に進化したiPhoneやiPadなどへの製品に対する期待がとても高く、ファンの人気、会社の勢いともにマイクロソフトよりアップルが優勢です。
けれども、マイクロソフトもアップルとマイクロソフトは今後も共存しながらさらに発展していくことでしょう。