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オープンオフィスの誕生

OpenOfficeはかつてOpenOffice.org Projectによって開発が進められていたオフィススイート、つまりパソコンを用いたオフィス業務に必要なソフトウェアのセットです。

開発のきっかけとなったのは2000年10月、サン・マイクロシステムズによってかつて買収されたStarOfficeのソースコードが公開されたことでした。

その後10年近くにわたってOpenOfficeはさまざまなエンジニアによって開発が進められてきましたが、2010年にはオラクルがサン・マイクロシステムズを買収したことによって一部メンバーがOpenOfficeを基にしたLibreOfficeの開発へ移動、その後2011年にはオラクルから「OpenOfficeは非営利団体によって管理されるべきである」という表明がされたことをきっかけにApacheソフトウェア財団にOpenOfficeのソースコードに関する著作権と商標の移動がされました。

誕生当初のOpenOfficeはすでに開発が終了しているということになりますので、現在この名前が使われるという場合には、Apacheソフトウェア財団によって管理をされているオフィススイートということになるでしょう。

世界に広まったオープンオフィス

このソフトウェアの特徴となるのが、オープンソースであるためにさまざまなユーザーが開発に参加できるということです。

基本的には無報酬ながらも世界中のエンジニアが開発に携わり、さまざまな拡張機能の実装をおこなってきました。

現在世界的に最も大きなシェアを獲得しているオフィススイートであるマイクロソフト・オフィスのファイルも読み込むことができるように設計されており、高い互換性を持つにもかかわらず無料で使用できるということから、日本の地方自治体などの多くが利用をしています。

また開発当初より国際化と地域化の二つに注力がされていたため、現在では英語とドイツ語をメインとし、日本語のほか韓国語、中国語、アラビア語やヘブライ語といったような多言語への対応がされています。

OpenOfficeは無料でありながらも高機能なオフィススイートとして、世界中に受け入れられているのです。


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